お買い得を素直にお得に思えない独身中年の悲哀

今日はいつも通りに引き篭もっていました。

なのでコレと言った話題も無いのですね。

ですので、前回の業務スーパー買出しの際に思った事です。

目当ては牛乳と油揚げだったのですけど、やはり引き篭もりとしては１回の買物で色々済ませたい訳ですから、必要そうな物は同時に買っておこうって気になるのですよ。

で、在庫を切らせていたタマネギが安くなっていたので買ったのですね。

その時に感じたのが「世間って独身中年には優しくないのだな」って事です。

陳列されたタマネギには「お買い得！」と煽る文字が踊っていたのですけど、それと同時に「大玉！」って文字も踊っていたのです。

正直、独身中年には大玉のタマネギは多すぎるのですよ。

生産者からは不出来扱いされているような小玉で十分なのですね。

ジャガイモとかもそうです。

小玉が大量に安く売っていると「お買い得！」って感じられるのです。

やっぱり世間はリア充が多いらしい。

確かに最近のスーパーには「おひとり様用」と銘打って少量パックみたいなのが売っています。

でも、ありゃあツンと澄ませた気高きおひとり様用なので、私のような泥臭い野暮ったいボッチ用では無いのです。

高いので。

もっと底辺用の不出来な激安商品に溢れて欲しいと思うものの、そんな世の中じゃ夢も希望も無いので、実際にそんな世の中が来たら困るだろうな。

そんな事をタマネギに感じ取った独身中年でした。