一度くらいは罷免を見てみたい

一度だけでいい。

罷免されるのを見てみたい。

そう思い続け、毎回全員に×を付けています。

が、ハードルが高すぎる。

最高裁国民審査、対象の全11裁判官信任　開票結果

　総務省は1日、10月31日の衆院選と同時に実施された最高裁裁判官国民審査の開票結果を発表した。2017年10月の前回選挙後に任命された裁判官11人が対象で、全員が信任された。

全員信任ですね。

この制度って意味無いよね。

　過去24回の審査で罷免された裁判官はいない。罷免率が最も高かったのは1972年審査の下田武三氏の15・17％。

最高(最低？)記録ですら15.17%ですよ。

50%超えないと罷免にならないので、過去最高記録の3倍ですら届きません。

一度くらいは見たいんですけどねえ。

制度が変わらないと無理でしょうねえ。

でも、一縷の望みに賭けて次回も全部×にします。

制度が機能するところを見せてくれ。

コメント 2

こんばんは。

最高裁判事の国民審査は茶番劇ではあるものの、今回は一応誰がどの重要裁判でどう判断を下したかをチェックしました。チェックポイントは、夫婦別姓問題に対する各判事の判断です。私は時代の流れの中で結婚後も夫婦別姓でも差し支えないと思っていますので、この問題に反対した判事を罷免の対象者とし、５人の判事に×を付けました。
by パルタ7 (2021-11-04 00:09) 

パルタ7さん
コメントありがとうございます。
真面目に考えて×を付けても、奇跡が起きないと罷免が困難では制度の意味がありませんからねえ。
罷免が無いとなれば、任命側のほうばかり見て裁判を行うようになりかねません。
おかしなことをすれば罷免もありうるくらいの緊張感は持たせて欲しいものです。
by sino (2021-11-04 15:17)