独身ひとり暮らしなら年金は「70歳」からもらうのが最も得

年金の受給を減らそうって作戦でしょうか？

独身者は70歳まで年金をおあずけしようって記事が。

独身ひとり暮らしなら年金は「70歳」からもらうのが最も得 20万円もらえて生活費15万円と黒字に

　自民党総裁選を争う河野太郎行革担当相が年金の最低保障部分を「消費税」で賄う案を提唱している。年金制度はコロコロと仕組みが変わるため、老後に不安を抱く人がいて当然だが、日本の多数派を占める独身者はちょっと働くだけでも十分な生活ができそうだ。

そもそもね、女性ならともかく、独身男性の平均寿命って70歳に届かないでしょうよ。

それに心配しなくても、いずれ受給年齢を70歳に引き上げちまうでしょう。

少し流し見しただけの記事ですが、どうにも頭をひねりたくなる部分が多い。

受給年齢を70歳って結論ありきで、適当に記事を肉付けしているだけな感が。

とくに下記の部分。

　85歳までを趣味や旅行に活発なアクティブシニアとすると、その時点でのもらえるトータル年金額は「60歳開始」が3335万円、「65歳開始」は3510万円だ。繰り下げとなる「70歳開始」は3738万円、「75歳開始」は3229万円となる。年金にも税金や社会保障費はかかるので若干その差は縮まるが、ひとり身なら「70歳」からもらうのが最も金額的に多くなる。

いや、お前、独身老人が「85歳までを趣味や旅行に活発なアクティブシニア」できると思ってんの？

無理だろう。

そんなの面倒を見てくれる家族でもいなきゃ、85歳活発独身老人なんて極めて稀な存在だろうに。

それにしても、こんな記事が出始めたって事は、いよいよ受給年齢引き上げですかね？

まずは68歳にチャレンジでしょうか。

私が受け取れない確率が高くなりそうです。