期待を裏切られるとダメージがでかい

人間は期待を裏切られるとダメージが大きいものです。

梅雨明けして順調に収穫できると皮算用していたモロヘイヤと空芯菜ですが、梅雨明けしてから生長が鈍化していました。

これからが本番の時期だろう？どうした？と思っていたら、どちらも葉の色が薄くなってきてしまったのです。

期待していた収穫量どころかゼロ。

水切れか肥料切れかと思って、液肥をあげて水も切らさないように気を掛けていたのですが、全然効果が出る気配がありませんでした。

何か失敗したかな～と思いながら空芯菜を眺めていると、何やら葉っぱに赤い点のようなものが見えたのです。

近づいて良く見てみたら色の薄くなった葉っぱに沢山の赤い点。

ハダニですね。

ダニと名は付いていますが、クモの仲間らしいです。

アブラムシ同様に葉の汁を吸って弱らせる害虫。

で、隣で育てていたモロヘイヤの葉っぱも目を凝らして確認したところ、いましたよ、赤いのが。

困った事にモロヘイヤ・空芯菜ともに病害虫に強いと聞いていたもので、どんな薬剤があるのか分かっていません。

手持ちで何とか出来ないかと考えて「そうだ酢はどうだ？」との結論に至りました。

早速、グーグル先生にお伺いを立てたところ、50～100倍希釈したお酢スプレーで防除している人の記事を見つけたのです。

吹き付けましたよ、これでもかってくらいに。

酢に合わない作物だと逆に弱ってしまうらしいですが、どうせ放って置いてもハダニコロニーが拡大するだけです。

それが昨日の事で、そして本日になって恐る恐る確認したところ、空芯菜・モロヘイヤともに弱っている感じはありません。

肝心のハダニですが、僅かに生き残りがいたものの、一気に姿を消していました。

今日も追加でオ酢プレイしておきましたよ。

野菜高騰の現在ですから、空芯菜・モロヘイヤ中心に乗り切る計画だったのですけど、ハダニに全てをぶち壊されてしまいました。

期待が大きかった上に予想をしていない被害が出ると、かなり大きな精神的ダメージを受けますね。

やはり病害虫に強いと言われていても、実際に育ててみると色々ありますねえ。

期待し過ぎてはいけない。

来年の教訓にしておこう。