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もっと早くからやれ [日記・雑感]

少し前に見かけた記事ですが、ちょっと気になっていました。

特にブログに書く話題もなかったので、その記事についての感想です。

コンビニおにぎり消費期限2倍延長で食品ロスは減るのか?その効果と課題
セブン―イレブン・ジャパンの永松文彦社長は、毎日新聞の取材に対し、おにぎりの消費期限を約2倍に延ばす方針を明らかにした。これにより、店頭で販売できる時間を、現在の約18時間から1日半~2日程度に延ばすという。


セブンイレブンがコンビニおにぎりの消費期限を延ばすって話題ですね。

これ自体は良い事だと思います。

が、何故今になって?と疑問に感じたのです。

元記事でも
食品ロスを減らそうという企業努力が以前にも増して進んできたのは素晴らしい。2019年10月に施行された食品ロス削減推進法の後押しもあると思う。ただ、これにより、食品ロスが圧倒的に減るのだろうかというと、次のような理由から疑問が残る。

と疑問を投げかけています。

まあ、私が思った疑問とは違いますけど。

元記事の疑問は、消費期限を延ばすより値引き販売を積極的にやる方が効果的って話です。

私もそれに異論は無いです。

話を戻して、今更ながら消費期限を延長する背景を考えてみたのですが、新型コロナで廃棄負担が増えた事によって、コンビニ加盟店が潰れるのを恐れたのでは?と結論付けました。

で、その結論に到ってから調べてみると去年の6月にこんな記事が。

全国6億2790万円分の食品「捨てたら本部負担」するコンビニ 食品ロス削減を謳うのはマッチポンプでは
2020年6月3日、大手コンビニエンスストアのセブン-イレブン・ジャパンが、加盟店に対して通知を出した。6月8日から30日までに納品されたおにぎりや寿司、調理パンやサンドイッチなど、打ち合わせ前と後との発注数の差異で生じた不良品(廃棄食品)に対し、店舗あたり、税抜売価で27,778円を上限として本部負担するという内容である。


始めに引用した記事と同じ人が書いた記事です。

セブンイレブンの食品に対する扱いが、よほど気に食わないのでしょう。

で、この記事を見つけたので考えが変わりました。

セブンイレブンは食品廃棄負担に耐えかねて延ばしたのではないかと。

それまでオーナーがほとんど費用負担していたので、食品廃棄負担を気にも留めていなかったのが、我が身に降りかかってきたので慌てて方針変更。

たまに日本人の勿体無い意識を美化しているのを見かける事がありますけど、裏に回ると見えないところで平然と無駄をしているって構図が見えてきますね。

ま、無職になってからは、コンビニ自体に行かなくなった私が気にする事でもないかもしれませんけど。

ただ、仕事もせずに毎日ゲームして暮らしている中年無職ですら、見切り品を積極的に購入して食品ロスを防ぎ、さらには調理クズをコンポストに入れて肥料として再利用しているのです。

もうちょっと偉い人たちも食品ロスをまじめに考えようよ、などと思ってしまった意識高い系中年無職でした。




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