体力より気力が問題だ

あとひと月ほどで50代の大台に乗ってしまう中年無職です。

50代前までは完全無欠の中年って感じがしますが、50代の大台に乗ると老年寄りの中年って感じがしますね。

どんどん歳を取っていっている中年無職が最近感じているのが、体力より気力が問題だなと。

他人よりも早くリタイアした理由に、歳を取って体力が落ちてからリタイアしても、果たして趣味とかを楽しめるのかってのがありました。

実際に40代半ばあたりでリタイアして感じたのは、体力よりも気力のほうがヤバい感じじゃない？って事です。

まあ、何を持って体力と気力を分けるのかとは思いますが、何となくですが体力よりも気力の落ちが激しいと感じるのですよ。

例として挙げてみると、近年は私の趣味であるF1観戦なんですが、放送時間が遅くなっているんです。

ヨーロッパラウンドだと午後9時頃にスタートしていたのが、近年では午後10時スタートが当たり前に。

それでも10時程度なら頑張る気になれますが、時折、日付が変わってからってのもあります。

もうね、日付が変わってからだと初めから諦めるようになりましたよ。

録画でいいやって。

別に疲れているので寝てしまいたいとかじゃないんです。

初めから心が折れるんですよ。

無職だから時間の調整はいくらでも可能なんです。

でも、初めから折れてしまうのです、心が。

だから体力よりも気力なんでしょうね。

衰えが早いのは。

そう考えると世間の人たちは凄いですよね。

60とか70で定年退職して、それから第2の人生を送るぞ！って張り切っているのですから。

私には真似できません。

早めにリタイアしておいて良かったと思うばかり。