日本人は早期リタイアに向いていないと実感

最近ではFIREとかって鼻息荒い言葉を見かけなくなってきましたが、元々が日本人には早期リタイアとか向いていないと思わせる記事を見かけました。

廃止なら16％が退職検討　テレワーク意識調査

　在宅勤務をしている雇用者の16.4％、管理職は9.6％が勤務先でテレワーク制度が廃止・制限された場合に「退職や転職を検討する（または既に退職、転職した）」と日本生産性本部の意識調査に回答した。新型コロナウイルス禍で浸透した働き方が、流行の落ち着いた後でも重要な選択肢になっている実態が浮き彫りとなった。

凄いですよ。

この記事によれば、8割以上の人がテレワークに満足って言っているのに、そのテレワークが廃止になったとしても、8割以上が退職や転職は考えないと言っているようです。

考えるだけで実行に移す人は更に少ないでしょう。

考えた人の半分にも満たないと思いますね。

私なんて、元々は「セミ」が付いたリタイアをしたつもりだったんですが、働かない事に慣れてしまったら抜け出せなくなってしまったと言うのに。

一度でも通勤の煩わしさから解放されたら、もう通勤地獄には耐えられなかったと思います、私なら。

それなのに、8割以上の人は再び耐えられると言っているのです。

凄いなあ。

日本でFIREだの早期リタイアだのが定着しないのも当たり前。

大多数が労働大好きな日本人から見れば、FIREや早期リタイアしている人なんて奇人変人でしょうからね。

奇人変人のライフスタイルだと思われている事でしょう。

実際、私自身も奇人変人でないと否定できる自信もありません。

傍から見れば奇人変人でしょうし。

それにしても、3割くらいは楽な生活から抜けられないだろうと思っていたんですけど。

私の予想以上に、通勤や労働を苦にしない人は多いようだ。