車に轢かれた

それは業務スーパーへ買い物するために、頑張って自転車を走らせていた時の事です。

業務スーパー近くの国道交差点に差しかかったのですが、進行方向は赤信号のせいで自動車の列が出来ていました。

私は自転車走行可の歩道を走っていたのですが、いきなり自動車の列の隙間から自動車が顔を出します。

とても歩道の様子を確認する気がない勢いで突っ込んできました。

そして私は車に轢かれたのです。

右足首の少し上あたりに衝撃を感じましたが、そこまで強く当たった訳ではなく、自転車の無事と足に痛みを感じなかったので、運転手に「俺を殺す気か！ボケが！」と軽く罵倒しただけで済ませてしまいました。

そうしたらですね、目的地の業務スーパーに近づいたあたりでズキズキと痛みが来ます。

歩行には支障が無い程度だったので、とりあえず手早く買い物だけ済ませて帰路に着きました。

帰って痛む場所を確認してみると、そこには10円玉大の擦り傷が出来ているじゃありませんか。

事故直後は興奮状態で痛みを感じなかったんでしょうねえ。

こんな事なら人身事故として処理してもらうべきだったか。

加害者を何の罰則も無く解放してしまった。

それにしても、私がぶつけられた状況は、免許更新で全員がビデオ視聴させられるシチュエーションですよ。

啓蒙ビデオが何の役にも立ってねえ。

やはり外出なんて極力するものじゃありませんね。

安全な自宅に引きこもるのが正義なのです。

そんな訳で、引きこもり思想が加速した中年無職でした。

中年だから、傷の治りが遅いぞ。

全く嫌になる。