私はニートの条件から二つも外れてしまっている

昨日、ネットサーフィン中にニート絡みの話題を見かけて、暇つぶしがてらググってみました。

そこで出てきたWikipediaの記事によると、本来のニートの条件としては

ニート（イギリス英語: Not in Education, Employment or Training, NEET）とは、就学・就労・職業訓練のいずれも行っていないことを意味する用語である。

とあるので、現在の私はイギリス人から見るとニートです。

ですが、日本においては

日本では、15〜34歳までの非労働力人口のうち通学・家事を行っていない者を指しており、「若年無業者」と呼称している

だそうですので、45歳の私は日本人から見るとニートではありません。

とまあ、年齢に上限があるのは知っていたのですが、じゃあ私が今の生活を34歳までに実現していたら、私はニートだったのだろうか？

どうやら私は、年齢以外の条件にも引っ掛かるので、ニートと名乗ることはできないらしい。

家事を行っていないことまでが、ニートとして必須の条件であるとまでは知りませんでした。

一人暮らしで、炊事・洗濯・掃除のいずれも行なわないなんて、とてつもなく高いハードルです。

逆に考えると、超資産家で働かずに暮らせる30歳くらいの人が、家政婦を雇って全ての家事を任せていた場合、ニートと呼ばれる事になってしまうんですかね？

独身かどうかも条件になかったので、その人が結婚していたら、ニート夫婦になってしまうのだろうか？

それとも家政婦を雇うと非労働力から外れるのかな？

まあ日本の厚労省は、ニートの数を増やしたくないので年齢を区切っているのでしょうけど、年齢要件が拡大されたとしても、家事をやらない訳にはいかない私は、ニートになれることは無さそうですね。

日々の暮らしはニートのそれと大した違いは無いんですけどね。

かなり高いハードルを越えた人だけが、ニートを名乗る資格があるのだと思い知らされました。

私が名乗る事を許されているのは、ニートではなく無職なのです。

コメント 4

日本で家事くくりを除外したのは、専業主婦と花嫁修業中の家事手伝いをニート扱いしたら大炎上するからでしょうねぇ。

なので男である我々は家事とは無関係に実質、高齢ニートを名乗る有資格者なのです。
by 山中　一人 (2019-01-07 19:24) 

日本の定義は誰がしたのか知りませんが、なんか指導が必要な差別的な問題ありの立場としての言葉にしたい感じが嫌ですね。
年金受給者や専業主婦もイギリスの定義の言葉通りでニートだと思います。
背景に男性差別とか、若者はなっとらん的な老害臭を感じます（笑）
by namake_taio (2019-01-08 13:56) 

山中　一人さん
コメントありがとうございます。
これだけ厳密な審査を経たニートの有資格者が70万人以上いるみたいですね。
我々無資格高齢ニートと無資格専業主婦ニートを加えたらいったい何人になる事やら・・・
それでも経済強国に名を連ねている日本はよく頑張っていますね。
by sino (2019-01-08 16:35) 

namake_taioさん
コメントありがとうございます。
日本の定義は若い男は汗水たらして働かなければいかんと言いたげですよね。
まるで休まず労働することが良き日本人と刷り込むためのプロパガンダみたいに感じます。
by sino (2019-01-08 16:40)