リーマンショック時に並んでしまったらしい

不思議なもので、日経平均株価は4万円近辺と好調振りを見せているのに、実質賃金とやらは23ヶ月連続減少でリーマンショック時の記録に並んだようです。

物価の上昇ペースに賃金上昇が追い付いていないのが要因だそうですが、まあ、日本の経営者は物価上昇を追い越すくらいに賃上げするような甲斐性はありませんからね。

インフレが始まった時点で予想は付いていました。

好景気は投資家の一部だけの事のようです。

投資をしないのが悪いと言えなくもありませんが、本来の好景気ってのは投資していない人にも恩恵があるはず。

つまり使っていないんでしょうね。

投資で膨れ上がった資産を使わずに、増えていく資産額を眺めてニヤニヤしているだけなのでしょう。

好景気な資産家の方たちが、景気良く生活のグレードを上げて使ってくれれば、投資していない労働者層にも景気が波及するはずですから。

実質賃金減少がリーマンショック時に並ぶくらいの長期間、持っている層が使わないんじゃ滞留するばかりで金が天下を回らなくなりますよ。

確かに、リタイアブログを眺めていると分かる気がします。

億越えの猛者なのに、何か見切り品をスルーしたとか見切り品をゲットしたとか、毎日のように書かれているのを見かけますからね。

下手すれば、資産を1/10以下しか持っていない私より金を使ってないんじゃないかと思うくらい。

金を使わない富裕層が増えたのが要因じゃないですかねえ。

実質賃金減少がリーマンショック時に並んでしまったのは。