みずほ銀行って大企業・・・だよね？

みずほ銀行は日本有数の大企業だと記憶していましたが、その記憶を揺るがされてしまう記事を見かけてしまいました。

みずほ銀行　障害の原因はハードディスクの経年劣化

　みずほ銀行は8月から先月まで4回発生したシステムなどの障害について、ハードディスクの経年劣化などが原因だったと公表しました。

　みずほ銀行は8月20日に店頭での取引の一部ができなくなった障害について、データセンターのハードディスクが稼働から6年経って劣化していたことに気付かず、故障したことが原因だと明らかにしました。

記事を読んで唖然としましたよ。

何せ「8月から先月まで4回発生した」との事で、そんなに頻繁したのに原因究明に時間が掛かりすぎているし、何よりハード監視入れてないの？ってところが。

何のサーバーOS使っているのか知りませんけど、富士通のサーバーだったらWindowsでもLinuxでもUnixだろうと、ハード監視プログラムを導入できるはず。

大方、コスト削減のために富士通ハードを使わず、監視プログラムを入れなかったんじゃないの？

それ以前にRAID組んでないんか？

大抵のRAIDカードは、ディスクがクラッシュしたらLED点灯で知らせてくれると思うのだけど。

さらに言えば、6年前くらいのRAIDカードなら活性交換だって対応しているだろうに。

そんな事を思っていたら、記事を読み進めて原因が別なところにあると気づきました。

　この際、バックアップシステムに切り替えようとしましたが、入力すべき追加の指示を飛ばしたため失敗しました。

これ、クラスタ組んでて待機系に切り替えられる作りって事でしょう？

その切り替え手順を間違ったって事で、機器が問題じゃなくてオペレーションの問題じゃねえか。

何で機械のせいにしているんだか。

日本有数の巨大銀行と日本有数のIT企業が手を組んでいるとは思えない。

「IT界のサグラダ・ファミリア」と揶揄されている原因はシステムじゃないですね。

みずほ銀行が抱えている体質の問題でしょう。

みずほがメインバンクじゃなくて良かった。