やはり向き不向きがありますね

当たり前の事ですが、何にでも向き不向きってのはあるようです。

先日の買い物で鳥レバーの見切り品を大量にゲットしました。

食べ物を安く大量にゲットできたのは嬉しい事ですが、問題になってくるのは保存方法。

大家族とかなら一瞬で胃袋に消えるでしょうけど、そこは悲しき中年の一人暮らし。

ただでさえ一人分しか消費できないのに、若い頃の旺盛な食欲は既にありません。

冷凍するのが一番早い解決方法です。

でも冷凍庫だって入る量に限りがありますからね。

そこで、私が愛して止まない乾燥って手段を試してみました。


まずはレバーです。

見ての通りテッカテカ。

キッチンペーパーで拭きましたが、それでもプルンプルンでした。

まあ、冬場なので腐る事は無いだろうと思い、この状態で干してみます。


こちらはハツ。

レバーと違って、さすがは筋肉の塊ですね。

キッチンペーパーで簡単に水気を取る事ができました。

そして2日ほど干し網で乾燥させました。


まずはハツです。

普通に干し肉していますね。

乾燥に適さない脂肪分との分離が容易なので、ハツで干し肉を作るのは向いているようです。


こちらがレバー。

随分と平たくなってしまいました。

網目状の痕がついていますが、これは干し網に張り付いてしまったからです。

あと、何か白っぽい感じに。

何だこれ？カビ？と思いましたが、目を凝らしてみるとカビっぽくはない。

脂肪分かな？と思って白い部分を少し取って触りましたが、粉状に崩れるので脂肪感もありません。

２つに折ると切断面が白っぽくなるので、レバーの何かしらの成分が白くなっているだけかも。

何にせよ、レバーは水っ気が多すぎて乾燥には向かないですねえ。

寒い今の時期だから大丈夫でしたけど、もう少し暖かくなると腐らせずに作るのは難しいでしょう。

ちなみに両方とも一欠けらずつ食べてみました。

もちろんそのままではありませんよ？

内臓系ってこともあり、30秒ほどレンチンしてからです。

レンチンが長めだったせいかもしれませんけど、ジャーキー感はありませんでした。

噛んだら崩れるって感じで。

でもレバーは凄いですよ。

はっきりとレバーと分かる味をしていました。

匂いもレバーだったし。

何にせよ分かった事があります。

ハツは干し肉向き、レバーは干し肉不向き。

なので、冷凍庫がオーバーするような量は買ってはいけませんね。

何でも干せばいいと思って買ったら痛い目に会いそうです。