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親と同居しているとセミリタイアの難易度が上がると思う [セミリタイア]

私がセミリタイアを意識したのは40歳になったあたりです。

既に両親は他界していたので、自分以外に気にする将来も無く、決断さえすればすぐに実行に移せました。

40歳より前に両親が他界しているのは、両親は二人とも私の同年代の平均より、10歳以上の歳をとっていたからです。

そこで私の両親が10歳ほど若かったらと仮定して、今と同様にセミリタイアに踏み切れたかを考えてみました。

10年前には母親はまだ存命しており、父親はその4年前に他界していますね。

そして母親の認知症の症状が出始めたところ。

この状況でセミリタイアに踏み切れたかと言えば、踏み切れなかったと思います。

衰えていく親と毎日のように顔を会わせるのです。

先々の不安に襲われて、セミリタイアなどは頭の片隅にもよぎらないでしょう。

実際に10年前には、将来に対する唯ぼんやりとした不安のようなものを感じていたと記憶しています。

頭によぎるのはセミリタイアではなく、介護離職のほうだと思います。

親が別な兄弟と同居しているとか、同居していても衰え知らずの健康体でもないと、セミリタイアに思考が向かないでしょうね。

マイナス環境を蹴散らす十分な資産が、親か自分にあれば話は別ですが。

私と同年代、40半ばの多くの人は、そろそろ親の衰えを突きつけられていると思います。

そんな事を考えながら、セミリタイアを目指す人は世の中では少数派なんだなと、自分の中で納得していました。




コメント(6) 

コメント 6

ナサニエル

セミリタイアを考えている同世代です。
私はsinoさんの考え方と違っていて、親の健在なうちにセミリタイアしたいと思っています。
というのは、完全リタイアならともかくセミリタイア・・・働くこと(バイト)も視野に入れたリタイアでは、働くときに身元引受人や保証人が必要だからです。
はっきりいって親ぐらいしか気安く頼めません。
兄弟(姉妹)もいますが、遠いし結婚しているのでなかなか難しいです

とはいえ、働く前に亡くなってしまえば意味ないんですがね。

by ナサニエル (2018-09-12 18:41) 

AS

親が健在だと別の意味でセミリタイアしづらい事もあります。
「働く事こそ美徳」と思っている世代なので、我が子が無職でいる事への理解がある親は少ないのではないでしょうか。

by AS (2018-09-12 23:34) 

招き猫の右手

ウチは父がすでに10年以上前に他界していて、母親が一人です。
実家のローンは団体信用生命でチャラになったし、遺族年金もらって生活費にはそんなに困ってなさそうだったのは大きいです。
とはいえこれから介護の可能性は考えておかないとなあ。
by 招き猫の右手 (2018-09-13 10:14) 

sino

ナサニエルさん
コメントありがとうございます。
親が健在なうちにセミリタイアの道筋をつけておければやり易いですね。
身元引受人とか保証人とかの仕組みは改善されて欲しいところです。
by sino (2018-09-13 16:55) 

sino

ASさん
コメントありがとうございます。
退職前に同年代の人や年下の人であっても、セミリタイアする事を伝えると驚かれましたからね。
それより上の世代の人にとっては理解不能な人も多いでしょうね。
by sino (2018-09-13 16:57) 

sino

招き猫の右手さん
コメントありがとうございます。
親が生活に困ってなさそうなのは良いですね。
親の生活環境はこちらの生活にも影響しますから。
by sino (2018-09-13 17:02) 

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