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投資比率が少ない人は欲の方も弱い気がする [資産運用]

自己資金の内で投資に充てている比率って、その人の欲の強さの比率かなと思いつつあります。

配当の良い銘柄で堅牢な生活計画を描いたところで、結局は全体が大きく下がれば絵に描いた餅。

資産を減らさずに楽に暮らしたいのは欲ですから、堅牢な計画だと思っていても欲が目をくらませているだけなのかもしれない。

パッと見しただけだと、配当金生活は堅実で欲の弱いやり方に見えます。

でも、私がネットで見た限りだと、何故か現金で残さずに全てを高配当銘柄に突っ込んでいるのですよね。

例えば、年間の生活費が少ない事で有名な資産が億を超えている人がいますが、だったら配当金が生活費の額になるようにして現金を残せば良いのに、そうせずに全力です。

いくつかの銘柄に分散している人でも同じく全力。

結局、資産が増える事を期待しているのですね。

まあ、その手の人たちは今全部資産を現金化しても私より多いので、何を悲観しているのやらってのが正直な感想ですけど。

それに対して投資比率の少ない人は、大体が向こう10年以上の生活費は現金で保有していたりします。

資産が減少しても良いので、減少しても困らない分だけを投資に充てるやり方ですね。

で、現金を残している人にとって今は絶好の買い場じゃないかと思われるかもしれませんけど、残念ながら現金を残している人は資産増の欲自体が弱いので躊躇います。

だから多分、世界経済が持ち直したと安心できる兆しが見えないと買いに向かう気になれないでしょう。

買いに向かえる欲の強い人は既に全力を出し切った後でしょうし、力を残している人は怖くて近づけません。

せいぜい運良くポジションを外していた強いサイドの人が参加する程度。

それ以外の参加者たちは、リタイアとは関係無いギャンブラーたちじゃないでしょうかね?

一応、断っておくと、欲の強い弱いを良い悪いの意味で言っているのではありません。

私自身は金儲けに良いも悪いも無いと思っています。

欲が強いほどリスクを取って大きなリターンを得られやすいですしね。

なんかまとまりが無い事をダラダラと書き連ねてきましたが、買いに向かえる人は既に全力を出し切った人が多いから、すぐに経済が戻るようには思えないなあなんて思えて気持ちが沈み気味です。

しかも、どのくらい経済にダメージを与えたかの結果が出るのはこれからですからねえ。




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