新型コロナで働き方が変わる？良い方ならいいけどね

新型コロナウイルスは資産の多寡や身分に関わらず、全ての人間の動きを制限しています。

その影響で、テレワークと称した在宅勤務が始まったり、テレワークと称した自宅待機が始まったりしているようですね。

インターネットの波をサーフィンしていると、週3勤務や在宅勤務で十分と判明した仕事で、これからその動きが加速するぞ～なんて期待している記事を見かけたりします。

それを見て最初に思った感想が「みんなポジティブだな～」です。

私なんて根っからのネガティブ思考なので、そんなにうまく行くとは思っていないのですよね。

だって、ルールを作るのは労働者側じゃなくて雇用者側ですから。

今まで法律や世間体やらで、仕事じゃない仕事をしている人たちも雇用し続けていたのです。

会社勤めした人なら見かけた事がありますよね？

「あの人何の仕事しているの？」って人が。

その手の人たちは、傍から見れば「やる意味あるの？」とか「他の人なら業務ついでに片手間で出来るだろ？」って思える仕事をやって、それでもって給料を貰っていたりした訳ですよ。

どうでしょうね？良い口実になるんじゃないですかね？そう言う人たちの仕事を奪うのに。

でも、その手の人たちが一斉にあぶれたら、労働市場が崩壊する気がするのですよね。

で、在宅勤務化の流れを歓迎している人たちは、基本的に自分は有能だって考えが根底にあるのでしょう。

実際に有能だったとしても、ジャッジメントは雇用者がしますからねえ、有能であっても切られる側に立たされるかもしれないと思うのですけど。

さらに、仕事と言えない仕事をあてがわれていた人たちが仕事を失ってしまえば、セミリタイアで気軽にバイトをって考えていた案件に殺到するんじゃないでしょうか。

自分の都合に合わせて全てが動いてくれれば良いですが、私の経験上では不都合な方向に動く事が多かった気がします。

まあ、私は既にバイトですら労働意欲が失せてしまっているので、労働市場の動向を気にする必要も無いのですけどね。