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リタイアすると耐える必要があるが実際は感じないのが暇 [日記・雑感]

リタイアすると労働に関わる時間が全てフリーダムになります。

そこで誰しもが考えるのが暇つぶしをどうするか。

ですが実際にリタイアしてみると殆ど感じないのが暇です。

労働に関わる時間ですから、出勤準備から移動時間なんかも含めれば10時間以上にはなるでしょう。

1日の半分くらいがフリーダムになるのですから、いくら趣味があったとしても、そんな長時間を埋めるのは至難の業です。

ですけどね、実際リタイアしてみると簡単に埋まってしまうのですよ。

生活スタイル自体が変わりますからね。

例えば、忙しかったり面倒だったりで食事は外食や惣菜に頼っていたとしても、別に料理が趣味じゃなくても大抵の人は料理を始めると思います。

全て自炊じゃなくても、食事の何割かは料理するでしょう。

さらには掃除です。

いくらアウトドア派だったとしても、家で過ごす時間は増えるはず。

そうなると、今までは忙しいを理由に掃除を怠けていた汚れとか気になってくるものですよ。

今でも面倒臭がりは変わっていない私でも増えました、掃除の回数が。

そんなこんなで、暇をする暇が無いくらい勝手に埋まってきちゃうんです。

趣味に充てられるフリーダムな時間は、実際のところ半分も無いんじゃないかな。

だから暇を理由にリタイアからカムバックしちゃう人は、生活スタイルが労働者スタイルのままなんでしょうね。

私も思っていました。

やる事なくてボーっとしている時間が増えるだろうと。

やってみたら違っていました。

ボーっとしている事は滅多に無いです。

やろうとしていた事を忘れて何もしない時間は増えましたけど。

老いは残酷なものですね。

いずれにせよ、暇に耐えなきゃならん事は殆どありません。

むしろ足りない。

時間が。




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