職質は早期リタイアの洗礼なのか？

昨日のブログの最後で、私は人畜無害そうな印象を持ってそうなので職質される事は無さそうだと書きました。

これで少し思い出したのですけど、セミにしてもアーリーにしても、リタイアブログでたまにですが職質の洗礼を受けた系を見かける事があります。

大抵の場合は「これでリタイアとして一人前」みたいな締め括りで記事が終わる事が多いのですけど、果たしてそうでしょうか？

私はリタイアして3年以上になりますが、もちろん一度も職質は受けた事がありません。

これは外出が少ないせいでもあるでしょうけど、外出時に一応は最低限の気を使っているからだと思います。

気を使っているといっても単純な事です。

目を引くような行動はしない、目を引くような風体はしない。

そもそもが職質を受ける時点で目を引いているのですよ。

不審者として。

考えてみて下さい。

警察官なんて慢性的な人手不足と言われている職業です。

忙しいなかで、わざわざ時間を割いて職質するのですから、単に警察官の気まぐれとかじゃないでしょう。

当然、不審者情報が多く寄せられているところを重点パトロールし、情報に合致する人物に声を掛けていると思うのが妥当です。

つまりですね、職質されている己を不審に思っているのは警察官の向こう側。

不審者通報を送った近隣住人がいる。

そして、己の風体が不審者に似ているか、あるいは己が不審者として通報されている可能性がある訳ですよ。

もしそうじゃなくても、忙しい警察官が時間を割いてまで職質しなきゃと思う見た目と行動をしてた訳で。

まあ、中には他人をいびるのが趣味な警察官もいるかもしれませんけど。

だからですね、リタイアして職質を受けて「洗礼を受けた！これで一人前！」なんて喜んじゃいけません。

目を引いているのです。

単純に悪い意味で。

でも別にピシっとした姿で外出する必要な無いでしょう。

目立たない程度に無精ヒゲを剃って、目立たない程度に寝癖を直せば、まず不審者と思う人はいないでしょうから。

私の個人的な結論から言いますと、職質はリタイアの洗礼でも何でもありません。

単に近隣住民から不審な目で見られている可能性があるってだけです。

それが怖いヤワなハートの持ち主なので、私は最低限の身支度をして外出しています。

あくまで個人の意見なので、お好きなリタイアスタイルを貫けば良いとは思っていますけどね。