お金持ちも大変だな

内閣総理大臣の理想実現へ第一歩を踏み出したようですね。

資産家の税逃れ防止　保有10億円なら所得ゼロでも報告

政府・与党は資産家の税逃れに対する監視を強化する。総資産が10億円以上ならば所得の大小にかかわらず保有資産の状況を提出するよう義務付ける。近くとりまとめる2022年度の与党の税制改正大綱に明記する方針だ。富裕層と低所得層の税制面での不公平感を緩和する狙いがある。

まあ、これは仕方がないでしょう。

最近は、やたらと資産マウントを取りたがる人が「FIRE！FIRE！」と奇声をあげて目だっていましたから。

そりゃあ、大多数の持たざる者からすれば印象は良くないでしょうね。

資産マウントだけならともかく、何故か「所得が少ないから税負担も軽いぜ！」って馬鹿みたいにアピールしてるし。

印象が良くないどころか、ただの悪役でしょう。

自ら悪役に志願しているのです。

叩きやすいところから叩く。

当たり前の話です。

ただ、さすがに一足飛びに資産課税までは持ってこれませんし、まずは超大金持ちがターゲットってところですか。

そのうちに資産10億が1億あたりになるんでしょう。

まあ、そうなったとしても私には関係の無い事。

貧乏無職に億なんて単位は存在しないも同然です。

更なる資産課税強化がなされたとして、ターゲットが1億から1千万に降りてくる頃には、私のナケナシの資産は既に1千万を切っているはず。

貧乏無職な上に資産取り崩し型リタイアに隙はありません。

私みたいなのに優しいんですよ、日本って国の仕組みは。

何故なら当人は満足でも、他人からみて羨ましく思えないライフスタイルですからね。

出る杭を打ちたい人でも、出るどころか腐って埋没している杭を打とうとは思わないものです。

今回の資産監視強化は、はしゃぎ過ぎが原因でしょう。

政治家ってのは、常に大衆迎合ネタを探しているものですよ。