リタイアは体に良い

何にでも合う合わないがあるとは思いますが、少なくとも私にとってリタイアは合ってると思います。

体調面から言っても精神面から言っても。

体調面で言いますと、私は35歳過ぎあたりから、蕁麻疹のような症状が手足に出ることがありました。

夏場なんかは、それに加えて湿疹の症状も出て大変な事に。

それが無職になってからと言うもの、夏場の湿疹は出ますが、蕁麻疹のようなヤツは症状が減っていき、去年今年においては全く出なくなりました。

夏場の湿疹も、単に私がエアコン代をケチったために、少し足首あたりに症状が出ただけで、エアコンをケチらなければ出なかったでしょう。

有職者だった頃には、エアコンをガンガン付けていても悩まされたものです。

次に精神面ですが、これは嫌で嫌で仕方なかった仕事・通勤・人間関係から脱出したのですから、改善されない訳が無い。

通勤中の便意に恐れる事も無く、狭い車内でおしくらまんじゅうする事も無く、やらかした他人の尻拭いをする必要も無ければ、意味不明に勤務時間とやらで拘束され続ける事も無い。

気楽にならないとしたら、それは仕事・通勤・人間関係が大好きな人くらいでしょう。

まあ、日本には大好き派が多い感じがしますけど。

そんな良い事だらけに見えるリタイアですが、世の中の多数派には難しいと思います。

リタイアブログを眺めていても分かりますけど、リタイアしましたと言っていても働いている人が多数です。

大抵の人には無理なんだと思いますね。

時間を埋める事も、将来必要な金への不安を拭う事も、激減する人間関係にも。

なかなか高いハードルですよ。

合う人にとってはハードルの存在すら感じませんが。

でも、ハードルを感じない人にとって、リタイアは体に良い事この上ない。

まあ、逆にハードルを感じる人にとって、労働は体に良い事この上ないのでしょう。

自分に合うライフスタイルを見つけられて良かった。

お陰で蕁麻疹が出なくなりましたよ。