現在の自分を肯定したいだけ

FIRE達成！ってなった時には労働を貶め、FIRE卒業！ってなると労働を賛美する。

そんな流れが最近のリタイア界隈での傾向みたいですね。

個人的には他人がどうなろうと気にならないのですけど、鼻息荒くFIRE！を叫んでいた人たちは、世間一般の普通の労働者に喧嘩を売る傾向がありましたから、流れ弾がこちらにも来ないかが気になっていました。

色々と、税制が無職に不利な流れが出来つつありますしね。

FIRE卒業ブームで労働者に戻って頂けるなら、それはそれでありがたい流れです。

それにしても、入り口は達成なのに出口は卒業なのが不思議。

FIRE入学だったら卒業でも自然ですけど。

それにしても、FIRE卒業！などと言っていますけど、就職達成！とは言わないんでしょうか？

卒業と言いつつ、随分とFIREに未練があるように感じてしまいます。

まあ、結局のところ、単に現在の自分を肯定したいだけなんでしょう。

これは自ら望んだ事なんだ、決して望まない方向に舵を切らされたのではない。

不安なとき、意に添わぬとき、自分を鼓舞するためにも、そんなものは否定したいものです。

否定するための肯定。

FIRE卒業と同じように矛盾を感じさせます。

素直に不安だから働くって言っとけば良いと思うのですが。

テンション高めにFIRE達成！って言ったものだから、素直になるのはバツが悪いのでしょうかね？

そもそも、リタイアなんて鼻息荒くするものじゃないだろうに。