以前は訪問客に応対していましたが最近は無視

無職になる前は、貴重な土日でも訪問客が来たら普通に応対していました。

ほとんどが太陽光パネルと外壁塗装セールスばっかりでしたが。

しかし、ある出来事が起きてからは完全に無視するようになりました。

その出来事が起きたのは、無職に突入する少し前の去年末のある昼下がり。

もよおしたので踏ん張っていたときにチャイムが鳴ります。

踏ん張っているので応対出来る訳もありません。

無視して踏ん張り続けていました。

すると２０秒程の間を置いて、再度チャイムが鳴ります。

まあこのくらいは良くある事で、しつこい奴だな程度に思いつつ踏ん張り続けます。

そしてスッキリとして部屋に戻り、１０分ほどくつろいでいたら再度チャイムが鳴りました。

「何だよ、来客の多い日だな鬱陶しい」などと思いつつ、ドアを開けると見るからに太陽光パネルのセールスに来ましたと言わんばかりの格好の人が立っています。

そこで彼が発した第一声。

「ああ、やっと出てきた」

私の怒りは瞬間湯沸かし器の如く沸騰します。

怒りのまま「都合も考えず勝手に人の家に来て何だその言い草は！」と怒鳴りつけようかと思いましたが思いとどまります。

怒りを飲み込んだ理由は、彼は私の住所と苗字を知っているが、私は彼が何者なのか知らないからです。

こんな状況で、怒鳴られた事を逆恨みされて嫌がらせでもされたら、対処のしようも無い訳ですよ。

「興味ないから帰えって」とだけ言って追い返しました。

それ以来、不快な思いをするくらいなら無視しようと心に決めたのです。

無駄じゃない不意な来客なんて来たためしが無いですからね。