貧乏人は米を食え

「貧乏人は麦を食え」

池田勇人氏が言ったとされるセリフですね。

その言葉は通用しなくなりつつあります。

私は最近、麦飯にハマっており、近所の食品スーパーで買った押麦を米に混ぜて炊いています。

この押麦なんですが、1kgの価格が大体280円くらいなんですよね。

つまり5kgにすれば1400円。

少し前なら米5kgは大体1500～2000円で売られていました。

ですが、ここ最近は単一原料米ですら1500円以下が多い。

一番安い単一原料米なら1200円辺りの物も。

さらには複数原料米だと1000円以下の物まで出ていますからね。

要するに麦より安い。

しかも世界有数の小麦生産地でチンピラとヤクザが殺し合いをしているので、小麦の価格は上昇傾向です。

そのうちに国内の押麦も連れ高するでしょう。

もう貧乏人には麦を食えない。

麦を食えるのは金持ちだけです。

貧乏人は米を食えって事ですね。

でもまあ、消費者としては米が安くなっていて助かりましたよ。

これで米まで高かったら、貧乏人は何が食えるの？って状態でしたから。

暗黒のインフレ時代で唯一の光明ですよ。

米は。