年金で生活するのは無理らしいです

団塊ジュニアは年金じゃ生活できないらしいです。

「生活できない。」減額の唖然…団塊ジュニア憔悴の年金受給額

「足りない分は働いて」国主導で進む「自助努力」

まあ、私は年齢的には団塊ジュニアですが、実際には両親共に団塊より一回り上の年齢だったので、厳密には私は団塊ジュニアじゃありません。

だからと言って、受けられる福祉は変わりありませんので団塊ジュニアに含まれますが。

さて、元記事では色々と煽った挙句に、最後の締めは予想通りの投資誘導でした。

締めくくりが↓です。

つみたてNISAや不動産投資など、サラリーマンに向けわかりやすく解説した記事はウェブ上に溢れている。専門家の意見も聞きながら、適切な資産形成の方法知ることが、穏やかな老後を過ごすための第一歩といえよう。

つみたてNISAはともかくとして、こんな記事に煽られる人が不動産投資に手を出すのは止めておいたほうが･･･

不動産投資は上級者向けだと思うのですよね。

やるなら自宅購入でもしておきましょう。

これも立派な不動産投資。

しかし、この記事で一番気になったところがありまして。

団塊ジュニアにあたる40代のサラリーマンが定年退職を迎えたときは、平均寿命が100歳になっていても何らおかしくない。老い先40年間を年金生活で過ごせるだろうか?　労働人口が減少の一途をたどるなか、無理があるのは明らかだ。

何だよ？団塊ジュニアの平均寿命が100歳になっても何らおかしくないって。

しかも根拠のない100歳前提で、老い先40年間を年金生活で過ごせるだろうか？ってさ。

不安を煽って投資の世界に誘いたい気持ちは分かりますが、それはあまりにも無理筋ってもんでしょ？

まずは団塊ジュニアの平均寿命が、本当に100歳になるか分析しなよ。

話の展開に無理があるのは明らかだ。

この手の記事って結論があって書かれているから、大抵が何らかの無茶な論理展開が混ざってくるんですよね。

もう少し真面目な分析に基づいた記事が読みたいものです。