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自ら選んでないから不安なのだろう [日記・雑感]

最近、うるさく鳴きたてるセミの中で、ツクツクボウシが自己主張し始めています。

夏も後半戦に入ろうとしていますね。

それくらいしか話題が無い引きこもり無職なので、ネットで見つけた記事でお茶濁しをします。

自ら選んだ「おひとりさま」だけど将来が不安...40代女性が模索する孤独との付き合い方
男女ともに生涯未婚率が上がり、おひとりさま人生を指南する書籍も多くみられるようになった昨今。ロールモデルはどんどん増えていますが、といってもやはり他人の人生。わが身に置き換えると、独り身の不安を完全に払しょくすることは難しいようです。今回は、終活ジャーナリストの金子稚子さんが、自ら進んでおひとりさま生活を選択したものの孤独を恐れてしまう、という40代女性のジレンマに向き合います。


記事タイトルで思わず読んでしまっただけですけど、この記事の中身よりも「終活ジャーナリスト」なる肩書きが気になって仕方がありません。

空間コーディネーターみたいな胡散臭さを感じさせる肩書きですね。

こんなケッタイな肩書きが生まれるのも、日本の高齢化を実感させてくれる現象でしょうか。

今の日本は高齢者ビジネスが一番儲かるのでしょう。

さて、話は記事の内容に戻りますが、自分で選んだ孤独なのに不安で仕方が無いとか。

40代半ばの独身です。私は3人兄弟の末っ子で、長い間、母親や姉からのモラハラに悩んできました。父に助けを求めても理解を得られず、5年前に家を出てマンションを購入しました。もう会うことはないし、両親の葬式に出るつもりもありません。

私自身は医療関係の仕事をしていて、経済的には自立できています。しかしコロナ禍で世の中が変わり、これからの生き方を楽観的に考えることができなくなりました。病院内の人間関係は複雑ですし、管理者という重責にも心を乱されています。友人はいるものの心を許せる人はいません。

自分の意志で家族と疎遠になったわけですが、これからの長い人生で孤独とどのように向き合えばいいか悩んでいます。(43歳)


行間の端々にパートナー欲しくて仕方ありません!って欲が垣間見えてる気がします。

多分、この人は「おひとりさま」を選んでないでしょう。

結果として、そうなっただけって感じ。

自ら選んでないから、そりゃあ不安でしょうねえ。

ちなみに、この相談に対する終活ジャーナリスト様のご回答は、要約すると「頑張れ!孤独を打ち破って人間関係を作ろう!」みたいな。

恐らく終活ジャーナリスト様も気づかれたのでしょう。

この相談者は自ら選んだ「おひとりさま」じゃないと。

自ら選んでりゃあ不安は感じないでしょうからねえ。

あ、一応言っておきますと、私自身が独身中年無職で別名「おひとりさま」な訳ですけど、別に確固たる信念を持って「おひとりさま」に突入してはいません。

自分の気持ちが一番楽な事を優先してきたら、自然とそうなっただけに過ぎないのです。

だから後々に苦の部分が襲い掛かってくるかもしれませんが、それはそれで折込済みって事であって。

仕方がありませんよ。

数十年生きてる間に、楽だけで苦を味あわずに済むなんて、そんな都合良くはいかないものでしょう。

一番楽な選択してきたら、それが「おひとりさま」って呼ばれる状況になっただけだから、最終的には苦しむ結果になったとしても受け入れるしかない。

そんな気持ちで暮らしています。

普通に考えてありえないでしょう。

老人になるまで気楽な孤独生活をした後、死ぬ間際になったら温かい家族に見守られながら死んでいくって。

どこから現れたの?その家族?

だから自ら選んでないのでしょうね、この相談者は。




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