親の介護で最大の試練は精神面をどうするか

旅から帰っていつもの引き篭もりライフに戻ってしまい、いつものようにゲームしてネットしているだけの生活です。

そんな状態なので、話題に出来るような事も見出せず、仕方が無いので私が日中に徘徊しているセミリタイアブログの中で、介護は大変だろうけどお金がある人ならそうでも無いんじゃない？って感じの記事を見かけたので、親の介護のお話でも。

ブログ村のセミリタイアカテゴリでも人気のある方の記事なので、ご覧になられた方も多いのではないでしょうかね。

私の体験、と言っても私の場合は、母親が軽度の認知症状態が数年続いて、体調を大きく崩して入院後、意思疎通が出来ない状態がひと月ほど続いた後に亡くなっていますので、ガチの介護をした訳ではありません。

そんな程度の体験ですが、親の介護で一番大変なのは何かを言わせて頂こうかと思います。

貧乏リタイア中の身からもお分かりの通り、私は裕福な資金などありません。

確かに母親の長期入院中に、お金の心配が頭の片隅を常によぎりはしますが、それよりも先に自分の親がこれからどうなっていくのか分からないと言う、漠然とした言い様の無い不安に駆られます。

ではその漠然とした不安は金銭面から来ていたのでしょうか？

それとも金銭面に不安が無くて、お金を積んで施設や病院に親を閉じ込めれば解決するものか？

それは違うと思います。

長い間に渡って、親と子の関係を紡いできたのです、やはり出来るだけ自分で面倒を見なければとの気持ちに駆られますよ。

これはお金が無いから仕方なくって事ではないでしょう。

そりゃあ、認知症の症状がでて母親がおかしな事を言い出したり、夜中に独り言を言い出して眠れなかったりと、腹立たしく感じる事だって多々ありました。

でも、そんな状態の親を、金はあるから施設に閉じ込めておくかって事にはならないのではないかな。

親子関係なんて千差万別ですから、閉じ込めても特に何も感じない人がいないとは言いませんけど。

だから私は資産の有無と介護の大変さは、あまり大きくは関係していないだろうと思います。

問題は自分自身の精神面を、いかにケアしていくかではないかと。

あくまでも、両親共に既に見送った独身中年無職の個人的感想に過ぎませんが。