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楽天が大規模お漏らし [日記・雑感]

ITに疎い企業がITでやらかす不祥事が多い日本企業でしたが、ネット専業のIT強者を自認していたであろう楽天もやらかしたようです。

楽天、148万件の情報流出か 不正アクセス5年間
楽天は25日、楽天市場や電子決済サービス「楽天Edy」、楽天カードで148万件超の企業や個人情報が流出した可能性があると発表した。不正アクセスを受けた可能性のある期間は平成28年1月から今年11月までで、顧客情報を管理するシステムのセキュリティーに不備があった。


まあ、昔から楽天はメールアドレスとかお漏らししてんじゃないかって疑惑を持たれたりしていましたけど、実際に大規模なお漏らしをしていましたね。

しかも5年間に渡っての放置ですよ。

本当に日本企業のセキュリティ意識はザル。

でも、セキュリティに関する取り決め事項は百科事典並みに作っていると思いますよ、多分。

基本的に、外部監査や社内の上層部に「こんなに強固にやってますよ~」ってポーズを作りたいだけなので、探せば探しただけ穴が見つかるはず。

セキュリティを高めるためにやっているのではなくて、セキュリティが高いってアピールしたいだけの取り決めを積み上げているだけ。

形が整えば中身は気にしないのが日本企業クオリティです。

セキュリティなんて高めれば高めるほど金が掛かり、そしてセキュリティは金を生みません。

日本企業は幹部社員だけじゃなくて平社員にまで「数字(売り上げや経費)を理解しろ!」って教育してますからね。

そりゃあ金にならんセキュリティなんて、形を整えるだけでしょう。

ガンダムの名ゼリフ風に言えば「セキュリティなんて飾りです!偉い人はそれを分かってます!」でしょうか。

まあ、日本企業のザルセキュリティを語り出すとキリがありません。

問題は楽天を利用している人は相当数って事。

かく言う私も利用しています。

では、今回のお漏らしはどんな物だったか。

情報漏洩(ろうえい)の可能性があるのは、「楽天市場」では、資料請求をした店舗、出店契約をした事業者の企業名や銀行口座番号など138万件。「楽天Edy」では、機能を搭載した携帯電話などが紛失した際に受けられる不正利用防止サービスの利用者の氏名や携帯電話番号など8万9千件。「楽天カード」では、ローンを申し込んだ企業約1万5千件の社名や売上高、借り入れ状況、代表者の氏名や銀行口座などが含まれる。


楽天市場では、事業者だけなので私には関係ありませんね。

楽天Edyは一般利用者も含まれますが、機能付き携帯紛失時のサービス利用者だけで、しかもEdyは利用していない私には関係ありません。

でも紛失者って5年間で9万人近くいるのですね、少し驚きました。

楽天カードのほうは、ローン申し込み企業だけとの事で、こちらも私には関係ありません。

とりあえず私には無関係なお漏らしでしたけど、こんなのを5年間放置のザルセキュリティ企業ですからね。

他にもお漏らししまくってるんじゃないですか?

一応、楽天絡みのサービスにログインして不正利用が無いか調べちゃいましたよ。

全く余計な手間を掛けさせてくれるものだ。




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